仮想通貨取引よりもお得なステーキングの基礎

【Matic Networkがステーキングプログラムの早期参加者を募集】MATICトークンの最大80%を報酬に割り当てる

Matic Networkは、メインネットで限定のノードによる、ステーキング運用を段階的に開始したことを発表しました。一般ユーザーは委任(Deligation)の形で最大100%のステーキング報酬(APR)にアクセスできます。

ステーキングプログラムの現段階では、ノードは非営利団体Matic 財団に限定されています。Maticチームは、より多くのユーザーが「制限ノードへの委任」の形でステーキングに参加することを期待しています。APRはMATICトークンのステーキング率が増加すると減少します。

次の段階でMaticはステーキングを外部に展開する計画です。インドの上場企業でITコンサルティング会社のInfosysを含む、「注目度の高いエンティティの支援を既に確保している」とプロジェクトは述べています。

Maticの今後

Maticは、総供給量の12%(12億MATIC)を5年間のステーキングプログラムに割り当てています。6月28日のCoindeskによると、より多くのトークンホルダーの委任が集まると、報酬割り当ては1年以内に最大70〜80%へ変化します。裏返せば、発行量の最大80%がステーキングプログラムに確保されています。

Maticへのステーキング(委任)の参加方法は、メタマスクでEthereumメインネットを選択し、Matic Stake Dashboard(https://wallet.matic.network/staking)にアクセスします。

バリデーターリストが表示されているので、“Become a Delegator”をクリックし、ステーキング数量を設定します。ステーキングを解除するときは“Unbond”をクリックします。Maticトークンは、ネットワークセキュリティを維持するための解除期間を持たせるため、21日後にリリースされます。

Matic Networkはイーサリアム・ブロックチェーンの第2層スケーリングソリューションです。ハイブリッドPoSとプラズマ対応のサイドチェーンの組み合わせにより、EOSやTRONと並ぶ4,000~10,000 TPSを主張しています。仮想通貨MATICは時価総額7000万ドルで市場84位にランク、主要な取引市場はBinanceです。

参考 Matic Network Aims for 80% Token Lockup in New Staking Programcoindesk