仮想通貨取引よりもお得なステーキングの基礎

テゾス(XTZ)のステーキング資産総額が18億ドルを越え、PoS仮想通貨で最大に

テゾス(XTZ)のステーキング資産が18億ドルを超えました。PoS(Proof of Stake)を採用するネットワークの中で、最も高額の資産がテゾス・プロトコルにロックされています。テゾスに対する投資家の信頼が急激に高まっており、以前のリーダーであるイオス(EOS)を上回りました。

Proof of Stake(POS)型の暗号資産とステーキングされた資産総額。2020年04月27日 画像元:Stakeing Rewards

専門データサイトStakeing Rewardsによると、4月27日現在のテゾスのステーキング総額は18.1億ドル相当に上り、市場トップとなります。価格データサイトCoinMarketCapは仮想通貨テゾス(XTZ)の時価総額は18.9億ドルなので、流通している仮想通貨XTZの95%がロックされていることになると述べています。テゾス(XTZ)のステーキング率はPoS型仮想通貨と比べて特に高い水準です。

画像元:CryptoDiffer

イオスのステーキング資産総額は約16.25億ドル相当で、仮想通貨EOSの時価総額(25.3億ドル)の64%に当たります。CryptoDifferのカオスマップによると、アルゴランド(ALGO)、コスモス(ATOM)、ダッシュ(DASH)、トロン(TRX)が続いています。

画像元:Paradigm

データベースサイトBlockWatchによると、上位3つの仮想通貨取引所コインベース、バイナンス、クラーケンのステーキングは、過去2か月間2桁成長を維持しました。4月1日時点にコインベースだけで6,570万XTZ(全体ステーク数の10%、総供給量の7.9%)がステークされています。コインベースのステーキング手数料からの月間収益は約82,500 XTZ(2418万円)と試算されています。上位5つの取引所で合計1億3600万XTZ(全体ステーク数の21%、総供給量の16.4%)を管理しています。

参考 Surpassed EOS: Tezos Is Now The Biggest Staking Network, 93% Of All XTZ Is LockedCrypto Potato